物忘れ
昔に比べて人や物の名前を思い出せない経験をされた方はたくさんいらっしゃると思います。もの忘れは年齢を重ねると当然起こる生理的なことで、ほとんどの場合は心配する必要はありません。
例えば「約束をした」「食事をした」そのこと自体を覚えていらっしゃらない場合は、認知症の疑いもあります。
当クリニックでは、専門医が加齢による生理的なものなのか、病気による初期症状なのかを診断します。
物忘れの原因になる病気
脳の病気
- アルツハイマー病
- ピック病
- 脳血管障害後遺症
(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血) - 慢性硬膜下血腫
- 脳腫瘍
- 正常圧水頭症
- 脳炎後遺症
- 頭部外傷後など
脳以外の病気
- 老人性うつ病
- 甲状腺機能低下症
- 糖尿病
- アルコール性など
問診、診察、血液検査、頭部画像検査を組み合わせて原因診断を行い、診断と治療法を考えていきます。
もの忘れが気になったらご相談ください。
物忘れの診断
診断は、以下のような専門的なテスト(長谷川式認知症スケール)を用いて進めていきます。
- お歳はいくつですか?
(2年までの誤差は正解) - 今日は何年の何月何日ですか?何曜日ですか?
(年、月、日、曜日が正解でそれぞれ1点づつ) - 私がこれから言う数字を逆から言って下さい。
(6-8-2、3-5-2-9を逆に言ってもらう。3桁の逆唱に失敗したら打ち切る)
物忘れでお困りの方はご相談ください
当クリニックでは、脳神経内科専門医によるもの忘れ(認知症)診断を行っております。
詳細はお問い合わせください。(tel:044-750-0700)