糖尿病と診断されたとき、「聞いたことはあるけど糖尿病ってどんな病気?」「治療の方法は?」「治るかな?」等の不安を持ったり、「体調は悪くないし、大した事ないだろう」と思った人もいるでしょう。
糖尿病は正しい治療を続けていれば克服できる病気です。
きちんとコントロールすれば、全く普通の人と同じように、健康に暮らすことができます。
糖尿病の治療で重要なことは早期に発見して、正しい知識を身に付けることです。
健康診断などで、糖尿病の可能性を指摘されたらどうぞお気軽にご相談ください。
糖尿病は自覚症状が現れにくいため、主に健康診断の結果で指摘されるケースが多いです。
糖尿病かどうかの判定基準は「空腹時の血糖値」と「75gOGTT2時間値(ブドウ糖75gを水に溶かしたものを摂取して2時間後の血糖値)」「随時血糖値」「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」の数値が一定の数値を超えた場合です。
下記4つの数値のうち、1~3のいずれかと、4が基準値を上回っていた場合には糖尿病と診断されます。
糖尿病は、自覚症状が現れにくいため、健康診断などで初めて指摘されることが多いですが、あらかじめ症状を知っておくことで、早期発見につなげることができます。
代表的な症状に口渇(のどの渇き)、多飲、多尿などがあります。
高齢になれば糖尿病になるリスクは高くなります。
ただし、すい臓に負担のかかる生活習慣を送っている方は、すい臓の老化を早めることになり、結果として糖尿病を引き起こしやすくなります。
すい臓への負担を減らすためにも、日ごろからバランスのとれた食事や適度な運動を心がけましょう。
また、ご家族で糖尿病の方がいる場合、糖尿病になるリスクが高いと言われていますので、注意しましょう。
当院では、長く続けることのできる生活改善をご提案いたします。
糖尿病と診断された場合は、一度ご相談ください。専門医へのご紹介もいたします。